投稿日: 2020年9月30日 @ 10:38 pm
おかげさまで、腰の状態も少しずつよくなって来た気がします。
ただこの腰痛のこともあって、今スープの手直しをしています。
と言うのも、すみかのスープには大量の貝を使っているのですが、それが腰にはよろしくないんですよ。
まず活きた貝が20キロ配達されるのですが、元気な時でも重いのに腰を痛めた状態だと一人じゃ持てません(汗)
今は嫁さんと両端を持ちあって、えっこらえっこらと運んでいます(笑)
その貝を砂抜きするために、麺を入れるような大きいタッパー(?)5枚に並べていきます。
この時しゃがんでで作業するのですが、これが腰にひびきます(汗)
並べ終わったら海水とほぼ同じの塩分濃度の水で貝を浸し、それを暗置所に置き一日以上放置します。
それがすんだら水から出し、今度は半日以上放置します。
水から出し放置することで、貝が苦しみこの時旨味成分を大量に生成してくれるんですよ。
時間に余裕のある人は、ぜひ一度お試しください(笑)
半日放置した後貝を一個一個洗っていくのですが、この作業が中腰状態になり、また腰にひびく(汗)
今まで美味しくなるようにひたすら手間をかけてきたのですが、この腰の状態じゃ難しいし、治ったとしても腰の負担を減らす方向にしないと、再発する可能性もあると感じたんです。
なので、
今使っている貝の量を減らし北海道産のホタテの貝柱など、軽い貝の材料を入れるようにし、腰の負担を減らしながらも、さらに美味しいスープを目指しています。
そのぶんスープの材料費が上がっているので、それはそれで問題なんですけどね(汗)
ただスープの作り方が固まってきていたタイミングで、新しい材料や作り方を考えるのが楽しくて仕方ないです(笑)
コロナがピークの時は店に来るお客様が本当に少なかったのですが、そのぶんスープの研究や味の改良に時間を費やせました。
今度は椎間板ヘルニアと言うアクシデントにあいましたが、これによりブラッシュアップをできると思って頑張っています。
今年は本当に想定外のことばかりおきますが、自分の技術や知識、ラーメンの味を高めるために必要なアクシデントだったんじゃないかとも思えてきています。
お客様を味で喜ばせたい、驚いてもらいたい、感動してもらいたい
そのために必要な一歩一歩を、間違いなく進んでいけています。
10月1日(木)夜の部より、「辛シビ海老らぁ麺」の提供を開始します。
大好評いただいている「海老の濃厚らぁ麺」に、辛さと痺れを加えアレンジしました。
ハバネロの辛さが口を刺激した後、濃厚な海老の味や香りが口に広がります。
そして山椒の痺れが後味になり、めっちゃ美味しいですよ。
辛さが1~6まで選んでいただけるので、自分好みの辛さを見つけたり、まだ見ぬ辛さに挑戦してみて下さい(笑)
辛いのが好きな人や、美味しい激辛を求めている人にぜひ食べていただきたいです。
値段は1000円~
提供期間が、1日(木)の夜の部~13日(火)までの予定です。
今回は久しぶりに提供数の縛りがありませんので、慌てずにお店に来て下さいませ(笑)
また、昆布水つけ麺で使っているトロミがたくさん出る昆布がまだ少しだけ残っているので、「海老の昆布水つけ麺」を再販させていただきます。
提供数が昼7食・夜3食前後で、おそらく1~2週間ほどで販売終了するかと思います。
もう一度食べたかったんだ!
という方は、ぜひぜひお越しください。
よろしくお願いします。